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2017-12-07

【ワッペン作り】刺繍ワッペン(アイロン接着ワッペン)の作り方を説明します

おすまし刺繍のワッペンが並んでいる

あいうえお刺繍CDをご購入いただいたお客様から、ワッペンの作り方のご質問がありました。今日はワッペンの作り方(アイロン接着)の一例をご紹介します。

刺繍ワッペンは案外簡単につくれます。

刺繍ワッペンの制作なアイロンや半田ごて
用意するものは、こんな感じです。

あいうえお刺繍CDからデータを選びます。あまり複雑な形じゃない方がカットしやすいです。今回は「小鹿ちゃん」と「羊さん」を刺繍ワッペンにしてみます。

あいうえお刺繍CDから刺繍ワッペン用の刺繍をします


≪01≫フェルトに刺繍します。フェルトはナイロンのもの。100円均一などで売っているフェルトも使えると思います。フェルトを刺繍用枠にセッティングするときに、忘れずに刺繍用下紙も一緒にセットしてくださいね。そして、はんだゴテを使う場合は、糸はレーヨン糸!!ですからね~。

≪02≫刺繍ができたら、刺繍裏側の糸をきれいカットにします。糸がはみ出ていると、ヒートカットするときに邪魔になったりします。

アイロン用熱接着フィルムを接着しますよ


≪03≫刺繍用下紙をはがします。細かい箇所の下紙をはがすときは、毛抜きを使うと良いです。裏糸の処理と、この下紙をはがすのが結構手間で、案外時間がかかります…。

≪04・05≫熱接着フィルムは、私ははがしてから使います。時間短縮のためです。はがした熱接着フィルムを刺繍の裏におきます。

≪06≫熱接着フィルムの上にクッキングシートをおきます!忘れないでください!!私はうっかり忘れて、直に熱接着フィルムにアイロンをあてたことがあります…。アイロンに熱接着フィルムがくっついて、大変な思いをしました。(自慢にはなりませんが・・・)

≪07≫クッキングシートの上からアイロンをあてます。中くらいの温度(スチームなし)で5秒ずつくらい。

≪08≫全体的にアイロンをあてたら、少し冷めるまで(1分位?)待って、クッキングシートをはがします。熱接着フィルムがとけて、刺繍の裏側にくっついているはずです。

熱接着フィルムは大本商事さんのエセラン302を使っています。数年前に5m(数千円でした)購入しましたが、まだまだあまっています(笑)。大本商事さんのページで「ワッペンの作り方セット(3000円)もあるので、お試しには丁度良いと思います。

次はいよいよヒートカット、実はこれが一番楽しいかも。


≪09≫はんだコテに電源を入れて温まったら、ほかの場所でカットしてみる。いい感じにカットできたら、いざ本番!ガラス板の上でヒートカットしてくださいね。でないと机などがこげちゃいますので。ガラスがない場合は手鏡の上とかでもよいです。中古ショップとかでガラスの天板がついたテーブル?などを安く購入して、ガラスのみ使うのありかと思います。

≪10≫刺繍の縁をなぞって、一気にヒートカットしていきます。はんだコテの温度調整ができない場合は、もたもたしているとフェルトが黒くこげちゃうときがあります。上手なヒートカットは数をこなすのみ!もし失敗してもくじけずにね♪ 私は温度調整ができるはんだコテを使用していて、温度を350度位に設定しています。

≪11≫刺繍ワッペンの完成です~。

はんだコテがない場合や、白い縁をのこしてカットしたい場合ものせておきます。


≪10-1≫ペンでカット用の枠を書きます。私は手芸用の時間がたつと消えるペンで、書きました。刺繍データの編集用ソフトがある場合は、刺繍データにカット用の枠をつけたして、刺繍しても良いと思います。

≪10-2≫はさみでカットしました。もちろん、はんだコテでカットしても良いです。

いかがでしたか?刺繍ワッペン制作の一例でした。フェルト以外の生地で刺繍ワッペンを作る方法も、近いうちにお伝えできればと思います。

ワッペン販売に役立つ「ワッペンを販売するときに使えるボンド」「刺繍ワッペンを販売する時に使う「ワッペンの使用方法」文章」なども、よかったら参考にして下さい。

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