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2025-09-09

ミシンの糸切りトラブル、もしかしてメス周りのホコリかも?

こんにちは。
ラブキモノ刺繍の鈴木ひろ美です。

今回は、業務用刺繍ミシンを使っている方に向けて、糸切りメスまわりのお手入れについてご紹介します。

釜の中は毎日、エアースプレーで掃除して注油しているという方も多いと思いますが、糸切りメスのある部分は意外と掃除の機会が少ないのではないでしょうか。

糸切りの調子が悪いときは、このあたりを一度見直してみるのもおすすめです。

まずは針板を開けて中を確認

最初に、L字型のドライバーなどを使って針板のネジを緩め、針板を外します。

中を見てみると、糸くずがたまっていることがあります。
ちなみにこれは、まだ少ない方です(笑

こうした糸くずが原因で糸切りメスの動きが悪くなり、玉止め後の糸がうまく切れなくなることがあるんです。

掃除はブラシでやさしく

糸切りメスを手前に指で動かして、掃除しやすい位置にスライドさせます。

掃除には、ミシンに付属している小さなブラシを使うのがおすすめです。

私はこの部分の掃除では、エアースプレーは使いません。
というのも、エアーの風でホコリや糸くずが奥の方に入り込んでしまうと、かえって故障の原因になることがあるからです。

ブラシで丁寧に糸くずをかき出したら、糸切りメスを元の位置(奥側)に戻します。
そのあと、針板を元どおりに取り付けてネジを締めれば、お掃除完了です。

ミシンの不調は、見えないところに原因があるかも

糸が切れない、玉止めがうまくいかないといったトラブルの背景には、目に見えない細かいゴミの蓄積があることも。

「最近ちょっと調子が悪いな」と思ったら、針板の内側や糸切りメスの周辺も、ぜひ一度チェックしてみてください。

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