toggle
2019-10-30

失敗から学んだ、白くまアップリケを綺麗に刺繍する方法

皆さんこんにちは、ラブキモノ刺繍です☆
ミシン刺繍の刺繍データをダウンロードできる、オンラインショップを運営しています。
( 刺しゅうデーターを USBにコピーして、 刺繍ミシンに読み込むだけ。 刺しゅうカードと同じように、簡単にすぐに刺繍ができます♪)

今日は、子どものシャツへの刺しゅう第2弾♪
いただいたお下がりシャツへ、白クマのアップリケの刺繍をしました。
アップリケをするのに、ニット生地を使いましたが、きれいに仕上げるのにコツがいりました。

いつものごとくお家用だからと気楽に、試し縫いをせずにスタート。
すると最初のクマちゃんアップリケが、超~残念な刺繍になってしまった!!
キャーー、こんなのブログに載せるの恥ずかしいやん!ってな出来具合でして…。

でもね、失敗で学ぶこともあるかも…。
私の恥をお勉強のネタとして、のせたいと思います(^^;

シャツへの刺繍(ニット生地を使った白クマアップリケ)

まずお手本のような、刺繍のアップリケを先にご覧ください(^^
このアップリケは、フェルト生地を使ってアップリケしています。
フェルトは伸びないし扱いやすので、アップリケは完璧な位キレイにできます♪

反対に厚い生地、ファーやタオルなどで毛足の長い生地などは、綺麗にアップリケできません。
また 薄めの生地でも、綿はアップリケしやすいですが、ニットのような伸びる生地などをきれいにアップリケするのは中々難しいです。

私が今回使った生地は、薄めのニット(裏毛ニット)ですが、初回は早速失敗してしまいました(^^;

1、失敗しちゃったクマちゃんアップリケ

ひぇ~!! なんでしょう、この残念なアップリケは…。
この一番の敗因は、最初にニット生地をクマの形に切る時に、きちんとカットしていない(本人はそんなつもりなかったんですよ)からと思われます。

そこで、作戦変更。
その1、ニット生地に、最初に接着芯をはってから、クマの形にカットする。
その2、水溶性シートをのせて刺しゅうする。

ニット生地でアップリケ用の生地をカットする時は、ニット生地の伸び縮みがネック!
クマちゃんの体のラインにそって、きちーーーーんとカットすることが大事です!
(と自分の失敗から学びました^^;)

シャツへの白くまアップリケ刺繍(成功編)

作戦変更した2回目は、それなりにキレイにアップリケができました☆

シャツに刺しゅうしている白くま、1頭は通常通り刺繍して、もう1頭は刺繍データーを反転させてから、アップリケ刺繍しています。

1、アップリケする生地をまずはじめに作ります

ニット(アップリケ用)生地の裏側へ 、糊付きの刺繍用接着芯をはりました。
ニットは伸びるので、クマの体のアウトラインをカットする時も伸びちゃう…。
ということで、接着芯を貼る方がきれいにカットできました。

アップリケする生地を刺繍枠にセットし て、刺繍データー「6701」を刺繍します。
※見えやすいように黄色い糸で刺繍しましたが、通常は生地と同系色を使ってください。

生地を刺繍枠からはずして、接着芯ごと白くまの刺繍線にそってカットします。
できる限り正確にカットする方が、アップリケの仕上がりがキレイになります。
この生地は後程つかいます。

2、シャツに印をつけて刺繍用接着芯をはる(または挟んで刺繍する)

白くまの刺繍をいれる場所に、十字の印をつけます。

刺繍する生地の裏側に、刺繍用接着芯をはる。
刺繍枠にはめやすいように、接着芯を大きめにしてアイロン接着しています。

3、刺繍枠にシャツをセットして刺繍&アップリケする

十字の印が真ん中にくるように刺繍枠にはめて、 刺繍データー「6702」を使って刺繍します。
まず、1 番初めの刺繍データーを縫います。
家庭用刺繍ミシンの方は、糸替えの合図がでます。
業務用ミシンの方は、1 番目のデーターが縫い終わったら、一旦停止するように設定してください。

クマの刺繍に、布用の仮止め用のりをぬります。
のりはアウトラインの縁まできちんとぬって、アップリケ用の生地がぴったりつくようにします。

※生地は刺繍枠から、外さないで作業してください。

先ほど作った白クマのアップリケを、のり面の上にはりつけます。
この時にアップリケ用の生地を、下生地のクマのアウトラインに合わせて、きっちりとはるのが、ポイントです!
私は通常よりも糊をしっかりつけて、ぴったりとはり合わせました。

そしてさらに、その上に水溶性シートをのせました。
この方がきれいに刺繍できるような気がしていますが、どうだろ?(笑

家庭用刺繍ミシンの場合は、水溶性シートをのせるだけだと(刺繍枠にはめてシートをピンと張っていないので)、きれいに刺繍できない場合もあるようです。
その場合は、水溶性シートはなくてもOKです。

ミシンに刺繍枠をセットして、刺繍を再スタートさせて刺繍すれば完成です。
水溶性シートをはがして、裏の刺繍下紙もはがします。

白くまちゃんの、アップリケ刺繍シャツの完成~。

白くまのアップリケ刺繍のシャツが完成

白くまのシャツ、子供に着せると可愛かったです(^^
実はこのシャツの、背中側には大きいお顔のクマのアップリケもあります。
そちらは、次回の記事でご紹介します。

白くま、、、ホントはマフラーを赤と青にしたかったのですが、色指定をわすれて両方赤色…(あぁ~、心のこり…)。

どうしても青と赤マフラーの白くまが刺繍したい!
との思いが消えず、この後私は白くまのアップリケの刺繍ワッペンを作り、自分の靴へ刺繍するのでありました…(^^;
そちらもまたご紹介しますね。

ニット生地を使った白くまのアップリケ刺繍、良かったら参考にして下さい☆

「シンデレラ・デザインセット」(商用利用OK)の刺繍データダウンロードはこちら

「シンデレラ・デザインセット」(商用利用OK)のCD版のショップはこちら

商用利用OKの「あいうえお刺繍」CD(限定100枚)オンラインショップはこちら

500円ポッキリ!ワンコイン・デザインPackの刺繍データ(会員価格は400円)はこちら

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA