2018-03-23
刺繍データの拡大・縮小はできますか?
先日お客様から、ご質問をいただきました。
【お客様からのご質問】
ラブキモノ刺繍さんで販売している刺繍データは、拡大・縮小して刺繍が可能ですか?
ラブキモノ刺繍さんで販売している刺繍データは、拡大・縮小して刺繍が可能ですか?
刺繍データを拡大・縮小したいお気持ち、とーっても分かります!
お客様によって刺しゅうをしたい物が違うので、もうちょっと大きかったら、小さかったらってあると思うのです。
そしてデータ上では、拡大・縮小は簡単にできてしまうので「大丈夫なんじゃない?」と思うお気持ち。
痛いほど理解できますが、それでもやっぱり私は、刺繍データの拡大・縮小はおすすめしません。
刺繍データの拡大・縮小を、お勧めしない大きな理由
最も大きな理由は、以下の3つです。
- 【刺繍データの拡大・縮小をお勧めしない理由】
- キレイに刺繍ができなくなる
- 縮小は裏側で糸がゴワゴワになる
- ストレスなく刺繍ができなくなる
刺繍データは、糸の密度や下縫いアリ・ナシなど微妙な調整をしながら、完成させています。
拡大・縮小すると、この調整が崩れるので、きれいな刺しゅうができなくなる可能性大です。
そして拡大の場合は「きたない!?」刺繍で済まされますが、縮小の場合は気を付けないといけません。
縮小をすると、下糸がごわごわになって、とんでもないことになったりします。
糸が絡まって、ミシンが動かなくなったりしたら、泣いちゃいます…。
(↑わたし、経験者でございます…。)
拡大縮小しない方がいい?じゃあ、どうしたらいいのか???
私も同じように拡大・縮小したいと考えていた身。
お客様のお気持ちが、とーってもよく分かります。
これから販売する刺繍データは、サイズが若干でも違う刺繍データを2種類用意する???
(↑ちょっと小声…。)
2種類の刺繍データを用意するとなると、試し縫いにも時間がかかるし、大きさごとに微調整もますます必要だし…。
う~ん、、、。
でもやっぱり。
私が刺繍データを買う方の立場だったら、2種類あると応用がきいていいなと思うはず。
こうゆう気持ちは、大事にしたい。
上の方向で、頑張って制作してみます。
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