「こだわり」を持つことで、刺繍データ制作を上達させる
昨日は「E刺繍工房のミシン刺繍レッスン」へ行ってきました。
2018年6月1日発売予定の「シンデレラデザインセット」の試し縫いを持参して、刺繍データの鬼検品を先生と一緒にしました。
一回でOKの刺しゅうデータもあったのですが、そうでない物ももちろんあって(^^;
今日は昨日のレッスンで学んだ、私の一番の収穫を記録しておきます。
刺繍データ制作への「こだわり」が腕をあげる
「こだわりを持つ」。
昨日は自分の刺繍データを前に、詰めが甘かった…ことを痛感!
でもそのお陰で、刺繍データ制作の向き合い方が定まりました。
自分の失敗を「ラブキモノ刺繍公式サイト」で披露?するなんて、恥ずかしいですが、ここは元大阪人。
これを乗り越えてこそ、なんぼの世界です。
ネタにして、自分を昇華させたいと思います。
「こだわり」を持つ大切さを学んだ王子様の刺繍データ(ビフォアー)
この「王子様」の刺繍。
ある部分に対して、先生からすごーい「ツッコミ」がありました。
さて、どこでしょう?
「こだわり」を持つ大切さを学んだ王子様の刺繍データ(アフター)
アフターの試し縫いの刺繍をみて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが…。
正解は「王冠」。
ここの刺繍データの作り方が、縫い順番もおかしいし、雑だしetc…。
ミシン刺繍レッスンの時間を使って、王冠を作り直して試し縫い。
王子様の刺繍データって小さい(タテ65㎜×ヨコ25㎜位)のです。
イコール、王冠部分はもーーっと小さい。
その部分にきちんと気を使って、データを制作していく。
すごく腑におちました。
私もそんな風になるぞ!って思いました。
先生は見えないところの刺繍データ(データが重なって見えなくなるところ)も、いつもきれいに整えます。
それを横で見て「私もこうなろう」って思いました。
ミシン刺繍レッスンに通うのは、刺繍データ制作技術の向上はもちろんのこと、制作への向き合い方を学べることも大きいです。
「こだわり」が刺繍商品の差別化につながる
こんな小さな王冠に、こだわりをもって制作する。
「まぁいっか」で済まさず、小さい部分に気を付けて、ひとつずつ丁寧に刺繍データを制作していく。
刺繍データの作り方によって、のっぺりした刺繍になったり、立体感のある刺繍になったりする。
大量生産の刺繍では、針数などで糸のコストが違ってくるので、生産性を考えるとその辺りは重要だと思う。
でも私の作る刺繍データは、そうではなくて、お客様一人一人がずーっと長く使える刺繍データを作っていきたい。
じゃあ、そんな刺繍データはどうやって作るのか?
それはやっぱり、自分の中で「こだわり」を持つことだと確信しました。
昨日は改めて、刺繍データ制作への向き合い方に気づけて、とってもワクワクしたのでした。
ラブキモノ刺繍さま、
こだわりを持つことで、違いが出てくる…本当に同感致します。
王冠(細部)にも気を使ってデジタライズされる、
見た目にもしっかり違いが分かりますもの。キラキラ王子様!
長い目で、ユーザーの立場を思い良いデーターを作って下さることに感謝です。
良いことを教えていただき有難うございます。